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このまえヤフオクで落札したD907X DECADEの調子が悪くなってきたので何か良い感じのは無いかと友人に相談したら勧められてヨドバシで試聴。
ぶっちゃけ希望小売66k程度のコンポでそんなに音質良いのか？と思ったが、DSDネイティブ再生、デジタルボリュームと欲しかった機能も揃っていて、ボリュームやフロントパネルなどの質感も良し。この値段ならBLO-0299をオクで放出すれば問題ないというわけで購入した。お値段は値切って51000円。 新品でオーディオ機器買ったのは久しぶりｗ 見た目はこんな感じ。 カラーはシルバーとブラックがあったがシルバーを選択。ブラックは結構指紋が付きやすそうだったので。 コンポなので機能は多彩。プリメイン、ヘッドホンアンプ、DAC、CD、ネットワークプレイヤーとしては勿論使えるし、USBメモリでも音楽が聴ける。 肝腎の音質はというと、プリメインアンプはかなり優秀。D907Xから変えても違和感なく聴けるくらい優秀。このサイズじゃパワー不足なんじゃないかと心配したが、逆にどうやったらこのサイズでこんなに鳴るんだってぐらいの鳴りっぷり。何が凄いのかよく分からないけど、3段インバーテッドダーリントン回路という上位機種にも使われている回路が使われているらしい。他のメーカーの同価格帯のコンポだと大概がデジアンだったりオペアンプ搭載だからまともにアナログアンプを積んでるだけでも凄いのかもしれない。 勿論D907Xと比べると音が薄くてちょっと物足りなさはあるのだが。 次、ヘッドホンアンプ。これは凄い。へたな10万ぐらいの単品ヘッドホンアンプよりも良い音しますぜこれ。0299売ってからこれ買ったので比較試聴は出来なかったけど、多分あれより音良い(爆 0299のときは深夜でもスピーカー小音量で聴いてたけど、これだとT1使おっかなーと思うぐらい。ヘッドホンだと音が頭の中で横一線に並ぶ感じが気になって最近は敬遠していたんだけど、それが無い。 ヘッドホンアンプ部もディスクリートで作られているそうだが、5万で買えるヘッドホンアンプにディスクリ積んでる方が珍しいだろ。 DAC。まず、DSD5.6MHzまで対応の旭化成AK4490を搭載。現状だとこの価格帯で5.6MHｚまで対応してる機種は無いはず。 音質は優秀。DACは改造したDigital LinkⅢがあるからそれと聴き比べした。結果は CR-N765(DSD)＞DLⅢ≧CR-N765(WAV)ぐらい。音源はSuaraさんの「トモシビ」 DSDすげぇ。一回りレベルが違う。 DSDは情報量が多く、なめらかで、ボーカルの伸びに鳥肌立った。 WAVで比較すると、DLⅢの方が音場がやや広く密度が濃いめ。多分改造前だったら逆転してる。 最初は狭くて上ずっていて微妙だったんだけど、DSDで暫く聴いてからWAV聴いたらよくなってた。 まとめると、「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」って感じ。全体的にレベルが高い。それで50kという価格設定が凄い。というか、コンポにこれだけぶち込もうと考えたのが凄い。 NASとかUSBがあればPCすらいらないっていう。 下手に高い金出して色々そろえるよりははるかに良い音で音楽を楽しめるはず。 PR |
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