PRO900Balancedは以前からリケーブルしてみたかったんだが、どのプラグなら入るのかとか、ちょうどいいケーブル探したりとか色々してたら遅くなっちゃった。
で、結局はオヤイデで「PRO900リケーブルに使える」と書かれたプラグを見つけたので線材と一緒に衝動買いw
しかしなんでこの形のプラグがロジウムメッキの高いの(一個1000円ぐらい、バランスは両出しのため2個必要)しかないんだ。。。
金メッキもあればいいのに。
で、線材は太さに惹かれてPA-2075。
オヤイデのPCOCC-Aで、アナログ専用と書かれている。
普通はRCAケーブルに使うやつだと思う。
純正と比較。太いwプラグ部分の緑が気になると思うが、単純にパーツを線が通らなかったから仕方なくこうしただけ。
お陰で接触不良とか色々怖い。
こいつを通ってくれなかったついでに、XLRプラグの方も一個1500円のノイトリック、mc*mxx emcなるものを使ってみた。
線材は3000円/mのを2m使ったので、総工費11000円ぐらい。
今までで一番高いケーブル。
で、作ってみた感想だが、作りやすさはやや作りにくいぐらい。
あのパーツを通ってくれさえすれば何の問題もなかった。
撮り回しは、予想はしていたが悪い。純正も相当悪かったがこれはもっとひどい。
しかも重い。まぁ、当たり前といえば当たり前なのだがww
で、音質だが、低音が多い。
量感だけで言えば、安めで低音重視のイヤホンぐらいある。D7000よりも多い。
元々低音の多いPRO900だったが、このケーブルに替えて更に多くなった。
しかしただ増えただけではなく、きちんと締まりも良くなっていて他音域まで邪魔をすることはあまりない。キレも中々なので、今まではスピード感の必要な曲は厳しかったがかなり聴けるようになった。
低音が非常に多いためどうしてもそっちに耳が行ってしまうが、高音域に耳を傾けるとPCOCCらしい?綺麗な高音も出しているのが分かる。
純正と比べると量はやや減るが質は明らかに向上している。
中音は普通に聴きやすい。純正と比べると張り出して聴こえる。
純正ではかさかさしたボーカルが気になることがあったが、そのかさかさ感が無くなり、なめらかなボーカルになった。この辺が低音の量に次いで違う点であり、音質的に一番向上したと感じられる点。
PRO900はボーカルが引っ込むというレビューをよく見かけるが(自分も買う前に試聴したときは引っ込んでいるように感じた)購入して聴いてみると引っ込んでる印象はほとんど受けない。
音の厚みは異常なレベル。これでもかという密度で迫ってくる。
とにかく濃い。聴き疲れが半端ない。自分は純正のPRO900BやT1でも聴き疲れしない耳の持ち主だが、これは流石に疲れる。
これで聴いた後純正に戻すと凄いすっきりした音に聴こえるというww
音場は密度が上がった分やや狭く感じるが、窮屈な感じではない。
定位も良くなっている様に感じる。
総評すると、非常に高いレベルのキワモノ。
このレベルでこの量の低音を出すヘッドホンは中々無い。
個人的には普段聴きはT1とは正反対の方向にもっていきたかったので大当たり。作ってよかった。
でもあまりに低音が多いので万人受けする音では無い。
オーディオ初心者で、cks90とか使ってる人には凄く受けそう。
最初買う時に、オヤイデのPCOCCでこれよりずっと細いやつと迷ってたんだけど、やめてこっちにして良かった。音が細くなりそうで怖かったんだよね。
・・・・誰が参考にするんだろう、このレビューwwww
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