ダイヤトーンでDS-5B以外の小型スピーカーないかなーと思って探して、見つけたのがこれ。
1989年当時定価一本約25000円、ペアで50000円とそれなりに良い値段だし、DS-5Bともいい勝負できるんじゃないかと思って落札。
ヤフオクで1700円+送料でした。
このスピーカー、フルレンジ2発・・・ではなく、フルレンジ1発にパッシブラジエーターをプラスしたもの。パッシブラジエーターというのは、自分も初耳だったんだけど、駆動系を持たない(電気が流れない)ユニットのこと。
他のユニットが振動したときの圧で動いて、低音を増強するらしい。
まずは見た目。ユニットの中心が金色でカッコいいw
背面。でかでかとDIATONEの文字。
DS-5Bと比べると一回り大きくてこぎれい。
いや、DS-5Bが小汚いと言うべきか?w
持ってみた感じは、軽い。
いや、DS-5B他今まで買ってきたスピーカーがやたら重いだけなんだけどね。
調べてみたら片側で2㎏。
・・・2㎏もあるんだへー。
ちなみにDS-5Bは片側3.6㎏。ネットワーク改造で元々使われてた鉄心コイルをデカい空芯コイルに換えたからもうちょっと重くなってるかも。。。
筐体は樹脂。
では音質レビュー
ネットワーク換えてるけどDS-5Bと比較。アンプはサンスイのα607XR。
周波数特性はこんな感じ。
フラット?。聴感上はかまぼこ気味だけど。
第一印象は、ボーカルが前に張り出してくる感じが強い。
んで、ボーカルの質は、ちょっと色を付けてる感じはあるけど滑らかで結構良い。
ピアノ弾き語りとか聴く分には良いスピーカーだと思う。
がしかし、音数の多い曲を聴くとアレな部分が結構出てくる。
まず、上も下も途中でスパッと切れてて迫力不足。特に重低音は全然出てない。パッシブラジエーターがどうとか言ってもやっぱりそこはフルレンジ一発といったところかな。
更に、音数が極端に多くなってくると高音が潰れてくる。ボーカル曲だとやたら張り出してくるボーカルに邪魔されてよく聴こえないし、そのボーカルも不自然に張り出してるように聴こえてしまう。
DS-5Bと比較すると、ボーカルメインの音数少ない曲で好みの差。
ロックとかで音数が多くなってくるとDS-5Bの圧勝。
まぁ、こんなもんか。。。
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