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思い返してみれば前回のレビューはWalkman直で聴いたものだったので、この機種の本当の素晴らしさを伝えきれていないと思い再レビュー。ただひたすらマンセーなレビューなので、そういうのが嫌いな人はお戻りくださいw
見た目、装着感などの基本情報はこちらを参照。 今回は音質レビューのみ。 試聴環境はAK100→NIP-01→heavenⅥ NIP-01についてはこちらを参照。アンプではない。 イヤピはモンスタのジェルチップを使用。これが意外と音質も装着感もいい。たまにイヤピだけ耳の中に取り残されるという事件が発生するが。。。 では、音質について凄いところを挙げていこう。 ①ボーカル 前回も書いたが、ボーカルがとにかく凄い。 Walkmanの時点で凄かったが、AK100になると更に凄味が増す。 クリアで伸びきっていて力のあるボーカル。適度に艶が乗っかっていて非常にバランスが良い。定位も素晴らしく、目の前で歌っているような感覚。ぶれることは全くない。 手持ちのEX1000は勿論、W3000ANV、T1でさえもボーカルに関しては遅れをとる。 ②高域 高域は、解像度は高いがマイルドで、刺さることは全く無い。しっかりと伸びきっていて気持ちのいい高音。 ③低域 低域も重低音までしっかり出ている。フルレンジ一発とは思えない程の重低音。 シングルBAから「ズン」とか「ドゥン」と表現されるような低音が出るとは思わなかった。 勿論非常に締まっていてボワつくということは一切ない。 他のBA機では低音は弱点と言われがちだが、量こそ出ていないものの質的には弱点とは言えないレベル。 ④透明感 高音から低音まで、全域にわたって非常にクリアでシャープ。 同価格帯のSE535やW4、EX1000でも多少なりともモヤモヤしたものを感じるが、heavenⅥではそのようなものは一切感じない。 例えるなら透き通っていて冷たいが、ミネラルをたっぷり含んだ湧水のような音。 ボーカルの次に凄いと感じる部分。 ⑤音場 同価格帯BA機に比べて圧倒的に広い。比較対象はBA機ではなくD型機になる。 特に奥行きを強く感じることができる。横の広さはEX1000には敵わないが、奥行きでは勝る。 ⑥定位 奥行きがある上にブレない。 ボーカルは目の前で歌っているように感じられるし、高音や低音が不自然な位置に飛んでいくことも無い。 これだけ音場が広く定位の良いイヤホンは中々無いし、あっても遮音性が残念なことが多い。 これを高遮音性と両立しているのだから恐れ入る。 ⑦インスト曲 ボーカルも凄いが、楽器も凄い。 特にピアノと管楽器は良い。冷たい音なので曲との相性は若干あるが、大抵の曲は問題ない。 前回のレビューではバイオリンの違和感を感じると書いたが、AK100では感じなくなった。 ⑧環境追従性 家の据え置きに繋ぐともう一皮むけて、透明感はそのままに厚みのある音になる。 特に、低音はかなりレベルが上がる。 総評 音質的な弱点は、曲によっては冷たいのが気になるぐらい。 他に弱点は見当たらない。 音質以外ではタッチノイズという大きな弱点があるが、無理矢理シュア掛けすることで解決。 装着感は良くは無いけど悪くもないので弱点とは言えないし。 正直、同価格帯のイヤホンでは勝負にならない。特にBAで比べてしまうと他のは残念に思えてしまう(異論は認めるが)。 そもそもマルチBAはフルレンジでは帯域が狭くなってしまう弱点を補うために仕方なくやっている、言ってしまえば必要悪。マルチにすることで音のつながりが悪くなってしまったり、チューニングのための抵抗での音質劣化も考えられる。 フルレンジで全帯域を問題なく出せてしまうのならマルチにする必要はないということになる。 実際、マルチBA機はモヤモヤした感じが強く聴いてられない。 シングルBAではAK100-111iSやTioが同価格帯にあるが、両機種とも低音や音場表現でheavenⅥに劣る。 ちなみにeイヤの買い取り価格ではheavenⅥの方がTioより5000円高いw 個人的には、まともに相手になるのは同じFADのFI-BA-SSとK3003、IE800ぐらい。 EX1000ともかろうじて相手になるか(あくまで個人的に)。IQは嫌いw 家ではT1とレギュラー争いをしているが、流石に総合力ではT1の方が優勢。 DS-5Bという新たなレギュラー候補も現れたので、自宅でのレギュラーは厳しいかな PR |
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