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先日買った福袋に入っていたSE535のレビューをします。相変わらず今更w
環境はWalkman A866直差し 他のハイエンドはEX1000を所持しています。 ・デザイン 自分が持っているイヤホンの中ではベスト。 赤もケバケバしい赤ではなく、渋い赤でかっこいい。 デザインだけで言えば、これ以上は中々ない。 装着時に耳から飛び出さないのも良い点。(EX1000は耳から飛び出して格好悪い) ・装着感 これも良い。 中でも弾丸フォームが装着感では一番。(自分は音質面で3段フランジにしているが) 装着はSHURE掛けになれるまでは苦労するが、慣れてしまえば楽だし、一度つけたら勝手に外れることは無い。 コツとしては、一度しっかり自分の耳の形に曲げておくこと。 ・付属品 イヤピは、ノーマルが大中小、弾丸フォームが大×1と小×2、黄色フォーム、3段フランジと豊富。 後はイヤホンケース、音量調節付延長ケーブル、機内用プラグ。 延長ケーブルは本体のプラグがL型なので使いづらい。 イヤホンケースはちょうどいい大きさ。 ・携帯性 ちょっと大きいが、ちょうどいい大きさのケースが付属しているのと、ケーブルが太くてしなやかなのでまぁ良い方。 ケーブルの取り回しの良さはEX1000と並んで最高峰 ・遮音性 文句なし。危ないぐらいに遮音する。音漏れも殆どないはず。 ・音質(3段フランジでのレビュー) 高音…高音を強化したSE535ということだが、それは確か。 正直音色だけ見れば文句のつけどころは殆どない。解像度が高いのはもちろん、他のイヤホンでは浮いて頭のてっぺんからなってしまうような音が、目線より少し上に降りてきて前方に定位する。このお陰で非常に聴きやすい、疲れにくい高音になっている。 中音…非常に澄んだ音。ボーカルが少し曇った印象を受けるがエージングでどうにかなるとの噂。 低音…少し物足りない。量が足りないわけではないし、締まっていないボヤボヤした低音が出ているわけではないが、腹の方からスッと持ちあがってくるような質感の低音は出ていない。この辺はBA型の宿命なのかもしれないが。 音場…狭い。が、頭の中で籠る音ではない。上下左右前後の全体でこぢんまりとした印象だが、前後に関しては音が近いだけで背景の黒さはしっかりと感じるし、上下左右に関してはあまり広すぎても音が散る感じがしてしまうのでこれぐらいがちょうどいいかもしれない。 他…音量が取りやすい。WalkmanでEX1000では13~15の音量で聴いてたが、赤535では8~11で十分。 また、音源にうるさい。上のレビューを書くのに使用した音源はヨーロピアンジャズトリオの「Best Of Standards」と松任谷由美の「SEASONS COLOURS」で、どちらも録音としては中々のもの。こういうので聞くと素晴らしい音質で聴ける。 しかし、バンプオブチキン、supercellなど、録音の悪いもので聞くと、高音がシャリつき、低音の輪郭が甘くなりもやもやした印象を受ける。 ・総評 完成度は高い。音質だけでなく、取り回し、見た目までしっかり考えて作られている。 合う音源はジャズ。低音の物足りなさはあるが、ピアノの質感は聴いてて幸せ。 音場の狭さが気にならない。 逆にクラシックの大編成はこぢんまりとした音場が合わない。 後は低音の質感からクラブ系は合わないのかな?クラブ系の音源は持っていないからよく分からないが。 イヤピは3段フランジが音質的にはベストだと思う。 フォームでは中音が頭の中に入ってくるが、3段フランジではしっかり前に出ていてくれる。 PR |
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