久々に?オーディオ機器が増えた話。
昨日、友人から2000円で譲ってもらったVictorのSX-11が届いた。
送料が3500円だったから送料の方が高いっていうね。なんか損した気分になる。
譲ってもらうときは相当悩んだんだけどね。なぜかって、置く場所の問題。
結局、ベッドの手前に置くことにして物を片付けて置く場所作れたので譲ってもらうことに。
このスピーカーは、Victorから1977年に発売されたスピーカー。
DS-5Bも1977年だから同い年。
当時の価格で一台32000円。結構良い値段。
フロントだけ黒塗りで他は木目。フロントバスレフ型。
写真の背後に色々見えてるけど気にすんな!w
ツィーターは3cmソフトドーム型。
ウーファーは25cmコーン型。
コーンの素材は紙。エッジは布。全く固くなっておらず、かなり良い状態。
さて、中身も見ていく。
古いスピーカーはネジが固まってたり、ユニットがエンクロとくっついたりしてて開けられないことが多いが、これはすんなりあけられた。
ウーファーの裏側。結構きれい。
ビクターの場合、磁力の強いアルニコマグネットを使っているからマグネットは小さくても良いそうだ。
ネットワーク。
クロスオーバーは公称で3.3kHz。
ウーファー側は6dB/octでコイルが0.47mH。ユニットのインピが6Ωなので約2kHzでカット。
ツィーター側は12dB/octでコイルは0.33mH。コンデンサは分からん。ユニットのインピは5Ω
横にちょろっと見えてるけど、吸音材はフェルト。
で、音質。
一言で言うと、良くも悪くもダイナミックな音。
迫力は感じるけど、粗削りな音。
特に高域はかなり荒い。バランスが高域寄りなのもあってやや聴きづらい音。この高域はなんとかしたい。
多分こいつの所為で深みとか重みとかが失われてる気がするんだよね。
・・・セッティングの所為という説もあるけど。
低域は質が良く下まで出てるけど量感不足。バスレフは下の下を出すように設計されてるっぽい。エッジの硬化は殆ど無いっぽいから、マグネットがへたってるか、アンプのパワー不足か。。。
サンスイのα607XRでこのサイズのスピーカー鳴らすのに明らかなパワー不足ということもないと思うけど。。。
ボーカルはかなり綺麗で伸びも良いので、高域の荒さと低音の量感が改善されればかなり良い音になると思う。
現状だと改造したDS-5Bの方が良い音。低音の下の方は流石にSX-11の方が良いし、大きさによる迫力もあるけど、解像度とか高音の伸びとかボーカルとかはDS-5Bの方が良質。特にピアノの音や打楽器、アコギとかはかなり差が出る。低音もあまり下の方でなければ十分出てるし、というか量感だけで言えばDS-5Bの方があるしw
いずれネットワークと吸音材で調整が必要かな。改造すれば大化けする気がする。とりあえず高域の可変抵抗を外して固定にしたうえで、バランスを調節。クロスオーバーは弄らなくていいから、パーツを良いものに交換するぐらいかな。それでだめならまた考えるということで。
ついでに、小型ブックシェルフを置くスペースが作れたということで(DS-5Bは超小型。DS-3000クラスでも中型っていうらしいから驚きだよねw)前に買って使ってなかったサンスイのSP-100Xを改めて聴いてみた。
・・・この段階ではSX-11よりも良いかもwww
高域が中々に綺麗で聴きやすい。ボーカルも低音も過不足なく出てるし、悪くないスピーカー。これも改造入れたら結構良くなるかも。
まぁDS-5Bの方が良い音出してるんだけど。
SX-11用に作ったネットワーク作ったらSP-100Xにも試しに載っけてみようかな?
まぁ、なんにしても暫くメインはDS-5Bのままでいく感じだなぁ。。。
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