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【2024/09/19 16:41 】 |
SP-100iEXエッジ張替え
SP-100iEX、最初見たときは大丈夫っぽかったんだけど、鳴らしているうちにビビり音が。。。
で、エッジを見てみたらひびが入っている。というわけで、エッジを交換してみることにした。

素材はDS-5Bのときにも使ったセーム革。今回は春日という業者に依頼してスピーカーエッジ用のキョンセームを特注してみた。前回はヨドバシでちっこいやつを買ってきたんだけど、確かにこっちの方が質感がいいね。やわらかいし。エッジ制作用に硬化させてるらしいけどそれでもかなりやわらかい。

価格は2枚で6000円。だけど実際は一枚から二つとれたから一枚は使ってないっていうね(笑)
ファンテックにも売ってるんだけど、SP-100i用ので素材はウレタン。SP-100iEXのは見てみると素材がゴムで、どうせ違うんだったら安くて長いこと使える方にしようってことでセーム革にした。
布とかを自分で固めちゃうのが一番コスパ良いんだろうけどねー
落札価格の36000円に送料とエッジ代で45000円ぐらいだから結構高いスピーカーになってしまったなぁ。。。
てか、結構状態悪かったから交渉次第で安くできたかも。若干後悔。まぁ球数少なそうなスピーカーだし、45000円出してこのレベルのスピーカー買えるかって言ったら中々買えないだろうからね。良しとしよう。

閑話休題。
まずは革からエッジを切り出す。
革に直接コンパスは無理なので、型紙になる厚紙にコンパスで円を描いて、それを革に乗せてなぞって、革に線を引いていく。外側194mm、内側146mmぐらいかな。最初は外196mm、内140mmで切ったんだけど、それだと微妙にサイズが合わなかった。まぁ多少強引にくっつけたが←

切り出したエッジ。若干ぎざぎざになってしまったが、SP-100iの場合は最終的に見えなくなるのでまったく問題ない。ビビらずに、左右バランスが崩れずに音が出ればいいのだよ。

で、スピーカーのエンクロからウーファーを取り出す。このスピーカーのウーファーはエンクロの内側からボルト、ナットで留めているので、背面のビスをすべて取り払い、板を外す。

写真はちょっと暗いが、中はこんな感じ。右上左下がナット、左上右下がボルトという謎のこだわりw
とりあえずまずはこいつらを全部外す。

メガネレンチがあると便利。というかスパナしかなかった場合どーすんの状態。

四隅を外し終わったら、中央のを締める方向に回す。そうするとウーファーが押し出されて出てくるっていう仕組み。自分はそう聞いていた。が。。。


ここまでしか出てこない。。。
黒いゴム状の物体がはみ出てるのが見えるが、こいつが曲者。こいつが噛んでいるせいで裏から押したり外から引っ張るだけでは出てこない。


そこで、ゴムとユニットの間にマイナスドライバーをねじ込み、てこの原理で外していく。ゴムが無いところでやるとエンクロが傷つくので注意。自分は二か所傷つけてしまった。。。


(しまった、ウーファーの全体像を裏側から撮るの忘れた。。。)
裏側からエッジを見るとこんな感じ。ひび割れてる。
指で強めに押すとぽろぽろ崩れてくるので綺麗に取り払う。ウレタンじゃなくてよかった(笑)
自分が参考にしたサイトによると、SP-100iのエッジはウレタンらしい。


表のゴムのエッジ押さえを外していく。隙間にマイナスドライバーか何かを差し込んで力ずくで外していく。


ゴムを外してこびりついたゴムを綺麗にするとこんな感じ。端にちょっと残ってるけど気にしない。

 
外した後を裏から見るとこんな感じ。ゴムの接着後が残ってるけど無理に外そうとするとコーンが傷つきそうで怖いので、ここに直接エッジを張り付けることにした。


まずは外側から。ボンドを万遍なく塗ってちょっと待つ。ボンドは速乾性ではないものを使った方が良い。しばらくしたらエッジを丁寧に張り付けていく。このときに引っ張られた状態で張り付けない様に注意。最後に残った部分がたるんでしまったら失敗。ボンドが乾くまで暫くは修正が効くと思うので、引っ張られているところを直してたるみがなくなるようにする。



今度はコーンの裏側に貼っていくわけだが、そのときにコーンを限界まで押し込んだ状態でエッジを張り付けたい。というわけでこんな感じのものを用意。ウーファーを逆さにして、コーンの中心がガムテープの真上に来るようにそっと乗せる。で、ガサガサ音が出ないようにそっとおろしていく。ガムテープの高さだと負荷がかかりすぎるので、ノートで高さを調節。


こんな感じ。後は張っていくだけ。ゴムの部分にボンドをつけて革を上に引っ張りながら貼っていく。他のスピーカーだと問題ないんだろうけど、これはフレームが邪魔をするのでとにかくやりにくい。で張り付けた後は持ち上げてコーンをフリーの状態にしてから、エッジを外からドライバーとかで軽く押してやる。ムラなく綺麗に山ができれば成功。自分の結果は↓


なんか波打ってる・・・
お、音が出ればいいんだ!
とりあえず、ウーファーをエンクロに戻して音だし確認。


外からユニットを見るとこんな感じ。隙間から黄色が顔をのぞかせて、予想以上に見た目が良い。
小音量で音だし確認をしてみたところ、今のところビビり音などの問題はなく、綺麗な音を出してくれている。

参考になったでしょうか?


音質レポはまた今度。
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【2014/08/23 22:36 】 | オーディオ | 有り難いご意見(0)
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